つれづれ

好きなもの、漫画とかサンホラとか。だらだら記述していきたいです。

Nein考察 食物が連なる世界・憎しみを花束に変えて

各曲、とりあえず調べているところまでは、なんとか記述していきたいと思います。
今回は2曲記述していけたら…タイトルの2つです。

【食物が連なる世界】
こちらはThanatosより輪廻の砂時計。
原曲では女の人が死にそうだとしか思えずに全くもって申し訳ない。

ところどころ推測しながら補完しつつ【否定】をしているとあるので、歌詞は他の地平線からの引用が多いです。

末端神経系植物性機能とは…要するに自律神経系のことだそうです。
末端神経系のうち、植物性機能を担う神経系のことだとか。その逆は体性神経系で、感覚神経、運動神経などを司っているそうです。

歌詞からは、子供を失い自律神経失調症となったことが伺えます。
自律神経が乱れると、身体に様々な症状が現れます。内臓の機能をはじめ、ホルモン系や血圧、体温、免疫など…生きていくのに必要な機能を司っています。
輪廻の砂時計においてもこの症状が起こったと仮定しましょう。
しかし、自律神経が乱れたことそのもので死にいたることはありません。自律神経の乱れが長引いたことによって他の病気に罹り…というのが自然かと思います。
特に、子供を喪い精神的に弱っている時ですから、免疫や治癒力がさらに落ちていると考えられますので、輪廻の砂時計においてはそのまま銀色の馬車に導かれてしまったのでしょう。

また、自律神経系の発見は1900年にはいってからのことです。
赤ちゃんが保育器に入っているような描写や、《冷たい管》などの単語から、かなり近代寄りの時代と考えられます。
そもそも古い時代だと、現在考えるよりもっと出産は危険なことで、生まれた子供がなかなか育たないことも珍しく無いでしょうから、やはり現代に近い頃かと。(例えば、時代が新しくても戦争がある時代・場所の場合も安全な出産が難しかったりするのではないかと。)

また、この曲における夫は《子供に関する福祉団体に長年勤める優しい男性》だそうです。これはもしや…

 

【憎しみを花束に変えて】

スターバックスの1号店は、1971年シアトルで開業したそうです。
ドリンク販売が始まったのは1982年、1987年から店舗と商標を購入となり、現代のような営業になったとか。結構最近のことなんですね…

なので憎しみを花束に変えては、かなり最近のココ20~30年くらいの話と考えられます。ほぼ現代と考えてよいかと。

また、世界で一番最初に出来た児童虐待防止団体は1874年4月ニューヨーク児童虐待防止協会というやつらしいです。その次がロンドン。スタバ発祥の地と考えても、アメリカでの話かと思ってしまいますが、歌詞にヴェルセーヌコレクションというものが出てきます。

ヴェルセーヌとは、聖戦と死神において帝国暦4年ヴェルセーヌ休戦協定会談が結ばれた場所。当然神聖フランドル帝国の地名です。便宜上フランスのベルサイユです。
フランスにスターバックスが出来たのは2004年の話だそうで、さて困りました。

ここで、世界各国の銃規制について見てみましょう。
Stardustにおいて登場するアイテムであり、憎しみを花束に変えてにおいてでも「中の物は返してね!」と言っていることから、銃を所有していると考えられます。

銃規制 - Wikipedia

読んでいただければかなり詳細に記述があります。
アメリカは、ご存知の通りの銃社会。購入者の身元照会が必要となる登録制だそうで、州によって差があるそう。ただ、単純所持を禁止した州に違憲判決が出されたことがあるらしく、所持が出来ない地域は無いと思っていただければと思います。
拳銃の購入は21歳から可能とか。また、アメリカは古い銃なんかは登録なしで売買出来る抜け道もかなりあったりするらしくスタダ子が銃を入手することは難しく無いと思います。

フランスでは、銃の種類によって扱いが違うようです。そんな国は沢山ありますが、かばんに隠しやすく犯罪に使いやすい小銃のほうが規制が厳しいようです。フランスもその例に漏れません。花束に隠せる銃ということで、小銃と考えて間違いないと思います。
フランスは2002年以降の銃乱射事件から銃規制が厳しくなっており、その前後どちらかでそのへんの女性が銃を入手できるかどうかがかなり変わってきます。ただ、復習に銃を使うためにわざわざ許可の申請をするのは不自然かと思うので、やはり身分照会で購入できるアメリカの州と考えるのが自然かと思われます。

ちなみに、どちらも移民がかなり多い土地柄なので、名前のステラ・ルナ・ジーノから国を考えることは難しいかなと思います。

さて、食物の歌詞に出てくる『福祉団体』がスタダ子の設立したものだとしたら、スターバックスがこの世に存在する以降の話であることになるので、1987年以降の話ということになります。
食物の彼は、「長年」勤めていたそうですから、10年くらいは働いていると考えていいかと思います。また、福祉団体を設立するのはモデルとしてショーに出て、いろんな恋をした後のことです。

そのため、1987年ちょうどにジーノと出会ったとしても、福祉団体を設立したのはまたその数年後、そして福祉団体が出来てすこしあと彼が働き始めて、食物子と出会い…という流れが完成します。

2000年代になれば世界各国にたくさん児童福祉団体がありますから、別に無理に同一のものと考える必要はありません。しかし、Neinは全ての地平線を無理矢理に一つの箱に入れて観測したものですから、私はむしろ全ての曲がつながっていると考えています。いずれ全ての基礎情報をまとめたら、総合考察という名の妄想を繰り広げたいところです。